一重まぶたが日本人に多い理由は?

外国人はほとんどが二重まぶた

 今日は一重まぶたについてお話します。

白人に一重まぶたはいないですが、アジア人は結構一重の方がおられる。

標準一重まぶたで特に昔のね、はい明治とか大正の写真を見るともう全員一重まぶたで、一重まぶたが当たり前でした。逆に世界中の人ほとんど二重まぶたなんです。

  

だから人類の発祥のアフリカから、ずっとみんな二重まぶただったんですが、そっから進化したのが一重まぶた、氷河期、寒いときシベリアの辺りでモンゴロイドがいたときに、寒いからまぶたに脂肪つけなかったらまぶた薄かったら、眼球が直接凍っちゃう。

だからまぶたに脂肪がついていったんです。

脂肪がつくことによって二重まぶたじゃなくなって進化したのです。

年40歳過ぎまでは完全な一重から二重に変わる人もいます。

 

 

これは脂肪が実際落ちてきて、年齢的で老化とともに二重まぶたになる人いるんですけど、そのまぶたの脂肪、まぶたは特別で、皮膚のすぐ後ろにある脂肪ってのはほとんどないのです。

眼輪筋という筋肉があって、その筋肉の後ろに、ルーフって言われる脂肪組織があって、その厚みで決まってしまってるんです。

ところが、美容外科では目の周りの眼球の前にある眼窩脂肪、これが厚ぼったいまぶたのあの原因だって言って、ちょっと切って何かマイクロほにゃらら法とか言って、眼科の脂肪を取るとか手術とかやってたけど、これもナンセンスです。

 

 

腫れぼったいまぶたはルーフっていう組織の厚みだから、それはちゃんと切開をして、調整できます。

だから腫れぼったいまぶたというのはそうするんだけどもでも、二重から進化して、一重まぶたになったんですから、このまぶたをぜひ維持してもいいかなと考えたりもします。

いずれ二重まぶたがはやらなくなる時代が来るかもしれないですし。