デザインHIFUとは?

患者様の状態に合わせて治療法を変える

 今回は「デザインHIFU」というテーマについてお話します。

この治療は、お肌の状態に合わせて医師がHIFUを使い分け、個々の患者さんのお顔の状態に合わせて治療方法を変える、パーソナライズされたHIFU治療です。

HIFUはアンチエイジング治療、リフトアップ、たるみ治療において非常に人気のある治療機器です。当院では、ウルトラセルQ+という医療用HIFUを導入しています。

この機種は後発ではありますが、使いやすさと優れた治療効果に着目し、導入することにしました。

ウルトラセルQ+の特徴は、出力設定を個別に調整できることと、さまざまなトランスデューサーが利用できることです。この特徴を活かし、患者さんのお顔の状態や輪郭、脂肪の分布などに合わせて、医師が判断して出力を調整し、最大限の効果を得られる照射を行う治療プランを考案しました。

 

 

これがデザインHIFU治療です。この治療では、さらに患者さんの満足度を高めるために、ボトックス治療と組み合わせる工夫がされています。医師がそれぞれの患者さんに最も効果が期待できる部位を選び、ボトックス注射も行いますので、効果を実感しやすくなります。

改めて、この治療の特徴や人気の理由をご紹介させていただきます。

それでは、早速本題に入りたいと思います。デザインHIFUとはどのような治療なのでしょうか? 患者様の年齢や輪郭、たるみの程度、しわ、お顔の状態に応じて、使用するトランスデューサーや必要なショット数、調整する深さ、重点的に治療する箇所などが異なってきます。

ウルトラセルQ+には、ドットタイプとリニアタイプのトランスデューサーが複数種類あり、多様な照射が可能です。ドットタイプとリニアタイプを組み合わせ、医師が各患者さんの状態に最適な照射組み合わせを一律料金で行うおまかせコンビネーション治療プランです。

デザインHIFUと通常のHIFUとの違いは何でしょうか? ウルトラセルQ+にはドットタイプとリニアタイプの2種類のトランスデューサーがあります。複数のトランスデューサーを組み合わせて医師が個々の患者さんに合わせた照射デザインを行います。

 

 

そのため、単独でドットタイプやリニアタイプの照射を行うよりも、照射デザインの幅が広がり、より効果的な結果が得られるのです。

また、このデザインHIFUではボトックスを併用します。ボトックスと組み合わせることのメリットは、HIFU単体では効果が出しにくい目尻や眉間のしわの改善や口まわりの効果的なリフトアップが可能となることです。

そのため、ボトックスとの併用により、HIFU単体よりもより効果を実感しやすくなると考えています。医師は患者様1人1人のお顔の状態に合わせて、ボトックスとの併用が適切かどうか、併用する場合にどの部位にどれぐらいの量が適正かをデザインし、処置を行います。

デザインHIFUは、たるみやしわ、リフトアップ治療に興味がある方やボトックスに興味があるけれども、自分の現在の状態に必要かどうか迷っている方、若返りを望んでいるけれども、何から始めれば良いのか分からない方、医師にお顔の若返りデザインをしてもらいたい方、そしてHIFUに興味がある方におすすめです。

以上のような方々が、このデザインHIFUの適用対象となります。